エーリッヒ・ケストナー こわれた時代
出版社名 | 偕成社 |
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出版年月 | 2022年4月 |
ISBNコード |
978-4-03-814250-5
(4-03-814250-7) |
税込価格 | 2,750円 |
頁数・縦 | 357,9P 21cm |
商品内容
要旨 |
『エーミールと探偵たち』『飛ぶ教室』など児童文学作家として知られるエーリッヒ・ケストナーは、ジャーナリスト・詩人・脚本家・演劇評論家などさまざまな顔をもっていた。ユーモアと風刺で社会をするどく批評した多彩な文筆活動と、激動の時代を生きた心の内を描きだし、ケストナーの素顔にせまる伝記。1995年ドイツ児童文学賞受賞作。中学生から。 |
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目次 |
子ども時代の光景 |
出版社・メーカーコメント
児童文学作家として知られるケストナーの生涯を、本人の言葉の引用などを通して描いた伝記。ドイツ児童文学賞受賞作。『ケストナー ナチスに抵抗し続けた作家』(1999年刊行)の新訳。母の期待に応え、優等生ぶりを発揮した子ども時代。作家、詩人、ジャーナリストなど多方面で文筆活動をこなし、精力的に活躍した二十代。一転、ナチ政権下で執筆を禁じられ、命の危険にさらされながらも生きのびた第二次世界大戦。そして、戦後は、ドイツ・ペンクラブ会長として活躍し、平和を訴えつづけた。本書はまた、母親との強い絆、出生の秘密、恋人との関係など、プライベートもつまびらかにする。運命に翻弄されながら時代を見つめ、人はどう生きるべきかを問いつづけたケストナーの人生にせまる一冊。