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龍に恋う 贄の乙女の幸福な身の上 4

富士見L文庫 み−7−1−4

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2022年5月
ISBNコード 978-4-04-074417-9
4-04-074417-9
税込価格 748円
頁数・縦 331P 15cm
シリーズ名 龍に恋う

商品内容

要旨

勤め先の先輩である瑠璃子が出奔してしまった―。折しも、口入れ屋・銀古の繁忙期。珠は瑠璃子の代わりに、秋桜の咲き乱れる洋館での勤めを任される。珠なりに洋館の“人ならざる者”に真贄に向き合い、縁を結んだことで洋裁を習うことに。銀市のシャツを仕立てながら彼を想い、しだいに乙女らしい感情も育んでいく。銀市も彼女の花開く姿を慈しむ一方、珠がいずれ自分の手を離れる予感と、只人として生きるには強すぎる彼女の贄の力を憂いていた。さらに、瑠璃子失踪の原因となった存在も珠にそそられ…?

出版社・メーカーコメント

秘密を抱える少女と青年が、互いの幸せな居場所を見つける物語。瑠璃子の代わりに訪れた洋館で、珠は銀市を想う、乙女らしい感情も育みつつあった。銀市も彼女を慈しむ一方で、いずれ来る別れと、只人として生きるには強すぎる贄の力を憂いていた。ある存在も珠の力に影響され……

著者紹介

道草 家守 (ミチクサ ヤモリ)  
2013年からWEBで小説投稿を開始し、2015年に作家デビュー。以来、繊細な描写で人気を博す、実力派作家。第2回富士見ノベル大賞にて審査員特別賞を改題・改稿のうえ上梓した「龍に恋う」シリーズ、『青薔薇アンティークの小公女』(富士見L文庫)など、著作多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)