週に一度クラスメイトを買う話 ふたりの時間、言い訳の五千円 3
富士見ファンタジア文庫 は−10−1−3
出版社名 | KADOKAWA |
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出版年月 | 2023年12月 |
ISBNコード |
978-4-04-075179-5
(4-04-075179-5) |
税込価格 | 770円 |
頁数・縦 | 298P 15cm |
シリーズ名 | 週に一度クラスメイトを買う話 |
商品内容
要旨 |
夏休みが終われば、全て元通りになると思っていた。曖昧になったルールも、仙台さんとの距離も。なのに、彼女だけが未だに変で、「同じ大学受けたら?」なんて言いだす始末。そんなことを言われても、卒業後も一緒にいる理由はないし、彼女の将来に興味はない。そう、全く、少しも、私は興味ないのだ。夏休みが終われば、進路の話になるのは自然なことだ。例えば宮城に、私と同じ大学への進学を提案してみたり。もちろん、宮城がそんな未来を考えていないことは知っている。それでももし、彼女が私と一緒の未来を少しでも考えてくれたら―そんなことを期待する私はやっぱりずるいのかもしれない。 |
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出版社・メーカーコメント
仙台さんは県外の大学に行くらしい。ついでに「同じ大学受けなよ」とも言ってきた。でも、私たちには卒業後も一緒にいる理由がない。彼女がどこに行こうがどうでもいい。そう、全く、少しも、私は気にしていない。