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朧の花嫁

富士見L文庫 み−12−1−1

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2024年5月
ISBNコード 978-4-04-075211-2
4-04-075211-2
税込価格 726円
頁数・縦 251P 15cm
シリーズ名 朧の花嫁

商品内容

要旨

大正時代の函館。旧華族の清子は顔の痣により冷遇されて育った。そんな彼女は、金のため顔も知らぬ実業家に嫁ぐように命じられる。清子が出向いた屋敷には、商才あふれる美貌の青年・朔弥がいた。しかし彼の目は不自由になりつつあり、これまでの縁談への苛立ちから彼女を拒絶。それでも清子は真摯に接し、朔弥も、その育ちゆえに真心で人を見る彼女に心惹かれ、互いにかけがえない存在に。だが、痣を知った岩倉本家は彼女を遠ざけようとして―。彼と生きるため、清子はその人柄と聡明さで懸命に試練に向き合い…?

出版社・メーカーコメント

●○●大人気コミカライズ原作、待望の書籍化●○● 大正時代の函館。旧華族の清子は顔の痣により冷遇されて育った。そんな彼女は、金のため顔も知らぬ実業家に嫁ぐように命じられる。 清子が出向いた屋敷には、商才あふれる美貌の青年・朔弥がいた。しかし彼の目は不自由になりつつあり、これまでの縁談への苛立ちから彼女を拒絶。それでも清子は真摯に接し、朔弥も、その育ちゆえに真心で人を見る彼女に心惹かれ、互いにかけがえない存在に。 だが、痣を知った岩倉本家は彼女を追い出そうとして−−。彼と生きるため、清子はその人柄と聡明さで懸命に試練に向き合い……?●○●登場人物●○●伊知地清子(いちじ・きよこ)名家の娘だが、痣のせいで蔑まれてきた。人の真心を見る聡明さがあり、時に朔弥も驚く洞察力を発揮する。岩倉朔弥(いわくら・さくや)長身で圧倒的な商才をもつ美貌の青年。だが目が不自由で少々ひねくれ者。清子に惹かれ……。

著者紹介

みちふむ (ミチフム)  
2018年からWEBで小説投稿を開始し、2021年の著作の『朧の花嫁』がコミカライズ。以来、繊細な描写と、読者を惹きつけてやまない人物描写で人気の女性作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)