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戦争と読書 水木しげる出征前手記

角川新書 K−45

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2015年9月
ISBNコード 978-4-04-082049-1
4-04-082049-5
税込価格 1,012円
頁数・縦 202P 18cm

商品内容

要旨

水木しげるが徴兵される直前に人生の一大事に臨んで綴った「覚悟の表明」。そこにあったのは、今までのイメージが一変する、悩み苦しむ水木しげるの姿。太平洋戦争下の若者の苦悩と絶望、そして救いとは。

目次

第1章 水木しげる出征前手記
第2章 青春と戦争―水木しげる出征前手記の背景(違和感と同感のはざま
戦時下の読書について
戦争になる前、日本は出版の黄金時代だった
軍国主義のひろがり
戦時下の学校生活
青年たちの声と和して
戦争と読書
ゲーテという存在の発見
『三太郎の日記』の出現
日本人と日記の伝統
水木手記をどう読むか)
第3章 水木しげるの戦中書簡
第4章 年表 水木しげると社会情勢

おすすめコメント

水木しげるが徴兵される直前、人生の一大事に臨んで綴った「覚悟の表明」たる手記。そこから浮かびあがるのは、これまで見たことがない懊悩する水木しげるの姿。太平洋戦争下の若者の苦悩と絶望、そして救いとは。

著者紹介

水木 しげる (ミズキ シゲル)  
本名武良茂。漫画家。1922年(大正11年)生まれ、鳥取県境港市で育つ。太平洋戦争時、激戦地ラバウルに送られ左腕を失うも、九死に一生を得る。戦後、紙芝居作家になり、貸本漫画家を経て、少年誌にデビュー。紫綬褒章、旭日小綬章を受章、文化功労者。2007年フランスで仏語版『のんのんばあとオレ』が日本人初の最優秀漫画賞を受賞
荒俣 宏 (アラマタ ヒロシ)  
1947年東京生まれ。作家、博物学者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)