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知られざる皇室外交

角川新書 K−103

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2016年10月
ISBNコード 978-4-04-082087-3
4-04-082087-8
税込価格 880円
頁数・縦 303P 18cm

商品内容

要旨

1953年、19歳の明仁皇太子は大戦の遺恨が残る欧州を訪れた。それから続く各国王室との交流、市民や在外日本人との対話、戦没者の慰霊…。両陛下の振る舞いやおことばから根底にある思いにせまり、皇室外交が果たしてきた役割を明らかにする。

目次

第1章 宮中晩餐会では「だれに対しても最高のものを」がルール
第2章 昭和と平成、皇室2代にわたるミッテランとの友好
第3章 皇室外交の要としてのおことば―オランダの反日感情を融和した両陛下
第4章 美智子妃とヴァレリーさんの頬ずり―フランス3代の大統領と皇室
第5章 英王室と皇室の長く深い縁―戦中、戦後の怨讐を超えて
第6章 終わりなき「慰霊の旅」―サイパン、パラオ、フィリピン
第7章 国際政治に寄せる両陛下の関心―歌に込められたその思い

おすすめコメント

1953年、19歳だった明仁皇太子はヨーロッパ各国を訪れた。大戦の遺恨が残るなかで何を感じたのか。そこから続くイギリス、オランダなどとの交流、慰霊の旅を続ける理由など、知られざる姿を明らかにする。

著者紹介

西川 恵 (ニシカワ メグミ)  
長崎県生まれ。ジャーナリスト。東京外国語大学を卒業後、1971年に毎日新聞社入社。テヘラン支局、パリ支局、ローマ支局などを経て、98〜2001年外信部長。02〜14年外信部専門編集委員。国際政治、外交の取材とともに皇室外交を一貫してフォローしている。主な著書に『エリゼ宮の食卓』(新潮社、97年サントリー学芸賞)など。毎日新聞客員編集委員、公益財団法人日本交通文化協会常任理事(事務局長)、公益財団法人日仏会館常務理事。フランス政府農事功労章シュヴァリエ、フランス国家功労勲章シュヴァリエ受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)