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子ども介護者 ヤングケアラーの現実と社会の壁

角川新書 K−368

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2021年9月
ISBNコード 978-4-04-082284-6
4-04-082284-6
税込価格 990円
頁数・縦 238P 18cm

商品内容

要旨

祖父母や病気の親など、家族の介護を担う子どもたちに対し、国はようやく支援に動き出した。問題が認識される前から研究を重ねてきた著者は、2016年に国や自治体に先駆けて、当事者である高校生への調査を実施。ヤングケアラー研究の第一人者が過酷な実態を明らかにし、当事者に寄り添った支援のあり方を探る。

目次

第1章 「ヤングケアラー」とは
第2章 見えてきた日本のヤングケアラー
第3章 私が出会ったヤングケアラーたち
第4章 ヤングケアラーの語りを通してわかること
第5章 ヤングケアラーが生まれる社会的背景
終章 ヤングケアラー支援にむけて

出版社・メーカーコメント

クラスに1人か2人…介護で宿題も遊ぶこともできない子どもたちの現実祖父母や病気の親などの介護を担う子どもたちに対し、国はようやく支援に動き出した。著者は全国に先駆けて、当事者である高校生への調査を実施。過酷な実態を描き出し、当事者に寄り添った支援の在り方を探る。

著者紹介

濱島 淑惠 (ハマシマ ヨシエ)  
大阪歯科大学医療保健学部教授。1993年、日本女子大学人間社会学部社会福祉学科卒業、99年、同大学大学院人間社会研究科博士課程後期満期退学。2017年、金沢大学で博士(学術)を取得。専門は高齢社会における介護、家族、ワークライフバランスなど。19年にはヤングケアラーたちの集い「ふうせんの会」を有志とともに立ち上げた。現在、21年度の神戸市こども・若者ケアラー支援アドバイザー、大阪市ヤングケアラーPTメンバーを務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)