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戦車将軍グデーリアン 「電撃戦」を演出した男

角川新書 K−310

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2020年3月
ISBNコード 978-4-04-082321-8
4-04-082321-4
税込価格 990円
頁数・縦 341P 18cm

商品内容

要旨

WW2の緒戦を華々しく飾ったドイツ装甲集団を率いた著名な将軍にして、「電撃戦」の生みの親とされ、連合軍からも「名将」と畏怖された男、グデーリアン。ところが、「電撃戦」というドクトリンは存在しなかったことが今では明らかになっている。ロンメル同様、日本のグデーリアン研究は遅れていた。純粋な愛国者か、ナチの賛同者か?欧州を征服した「戦車将軍」の仮面を剥ぐ、最新学説による一級の評伝!

目次

序章 さらば夏の光よ
第1章 仮面を剥がされたグデーリアン
第2章 青年将校
第3章 多くの戦訓を得た第一次世界大戦
第4章 敗戦と義勇軍体験
第5章 自動車部隊へ
第6章 戦車に注目せよ
第7章 装甲部隊の「総稽古」
第8章 砲火の洗礼
第9章 不完全な勝利
第10章 「バルバロッサ」作戦
第11章 深淵への転落
第12章 斜陽を受けながら
終章 修正された自画像

おすすめコメント

「電撃戦」はなかった!第二次世界大戦を席捲した名将、その素顔を暴く。第二次世界大戦を華々しく飾ったドイツ装甲集団を率いた戦車将軍グデーリアン。だが、彼の伝説には虚実が混淆していた。彼は純粋な愛国者だったのか、ナチの賛同者だったのか?これまでの俗説を一掃する決定的評伝!

著者紹介

大木 毅 (オオキ タケシ)  
現代史家。1961年東京生まれ。立教大学大学院博士後期課程単位取得退学。DAAD(ドイツ学術交流会)奨学生としてボン大学に留学。千葉大学その他の非常勤講師、防衛省防衛研究所講師、国立昭和館運営専門委員、陸上自衛隊幹部学校(現陸上自衛隊教育訓練研究本部)講師等を経て、現在著述業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)