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毒 サリン、VX、生物兵器

角川新書 K−323

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2020年7月
ISBNコード 978-4-04-082350-8
4-04-082350-8
税込価格 946円
頁数・縦 186P 18cm

商品内容

要旨

今の日本では、生物兵器に耐えられない―。テロ・戦争での使い方から防衛先進国の守り方まで、毒性学の世界的権威が明かす「最も恐れられる兵器」の実態。そして、今後の日本が取るべき方針とは、一体どのようなものなのか?緊急寄稿「新型コロナウイルスの病原はどこか」も収録!

目次

第1章 テロと毒―アメリカの炭疽菌テロ・オウム真理教のVX殺傷事件(理想的な生物兵器
予想できなかった生物テロ ほか)
第2章 戦争と毒―イラン‐イラク戦争・日華事変(最後の切り札、毒ガス
戦争の背景 ほか)
第3章 化学兵器について―サリン・VX・ノビチョク(神経ガス・サリンの誕生
2週間毒性を維持するVX ほか)
第4章 生物兵器と毒素兵器―ヘビ毒・ボツリヌス菌・遺伝子工学(生物兵器が狙うのは人だけではない
死亡率が高いほど優れた兵器なのか ほか)
第5章 各国の現状と防衛体制―中国・スイス・アメリカ・スウェーデン(アメリカの兵器事情
アメリカが中国にしたお願い ほか)

出版社・メーカーコメント

いま最も備えるべき兵器、それは「毒」だ! 兵器利用の歴史と現状に迫る。第1章 テロと毒――アメリカで起きた炭疽菌テロ・オウム真理教によるVX殺傷事件第2章 戦争と毒――イラン‐イラク戦争・日中戦争第3章 化学兵器について――サリン・VX・ノビチョク第4章 生物兵器と毒素兵器――ヘビ毒・ボツリヌス菌・遺伝子工学第5章 各国の現状と防衛体制――中国・スイス・アメリカ・スウェーデン

著者紹介

トゥー,アンソニー (トゥー,アンソニー)   Tu,Anthony T.
台湾名:杜祖健。1930年、台湾生まれ。台湾大学を卒業後、ノートルダム大学、スタンフォード大学、エール大学で化学・生化学を学ぶ。毒性学および生物兵器・化学兵器の専門家として知られ、1994〜1995年に起きた松本サリン事件・東京地下鉄サリン事件では日本の警察に協力し、事件解明のきっかけを作った。2009年、旭日中綬章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)