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昭和史七つの謎と七大事件 戦争、軍隊、官僚、そして日本人

角川新書 K−324

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2020年7月
ISBNコード 978-4-04-082362-1
4-04-082362-1
税込価格 1,320円
頁数・縦 364P 18cm

商品内容

要旨

昭和は、人類史の縮図である。戦争、敗戦、占領、独立。そして指導者、官僚、メディアの腐敗!!責任を取らない指導者と官僚、煽るマスコミに騒ぐ国民の構図は、令和になっても健在だ。ゆえに、昭和史に立ち返る必要がある。五・一五に二・二六事件、太平洋戦争、新憲法制定、60年安保闘争、三島事件、ロッキード事件。昭和史研究の第一人者が、歴史の転機となった戦争と事件を解き明かす!!

目次

第1部 太平洋戦争、七つの謎(誰が開戦を決めたのか?
戦時下の国民は戦争をどう捉えていたのか?
山本五十六はなぜ前線に行って死んだのか?
なぜ人を武器にする戦術が生まれたのか?
日本の軍事指導者たちの廃線の理由
誰が終戦を決めたのか?
もし本土決戦が行われていたらどうなっていたのか?)
第2部 日本を変えた昭和史七大事件(五・一五事件のもうひとつの顔
青年将校たちの精神と二・二六事件
太平洋戦争・「誤謬の東條首相」と閣僚
占領初期・日本国憲法制定と日本の官僚たち
戦後派世代の生理的嫌悪感と六〇年安保闘争
三島事件と戦後社会の不可視空間
田中角栄元首相逮捕という政争・ロッキード事件)

おすすめコメント

昭和は、人類史の縮図だ。第一人者が歴史の転機となった戦争と事件を講義!戦争、敗戦、占領、独立。そして指導者、官僚、メディアの腐敗!責任を取らない指導者と官僚、煽るマスコミに騒ぐ国民の構図は、令和となっても健在だ。ゆえに、私たちは昭和の重大事件に立ち返らなければならない。

著者紹介

保阪 正康 (ホサカ マサヤス)  
1939(昭和14)年北海道生まれ。現代史研究家、ノンフィクション作家。同志社大学文学部卒。72年『死なう団事件』で作家デビュー。「昭和史を語り継ぐ会」を主宰し、個人誌『昭和史講座』の刊行や一連の昭和史研究で、2004年に第52回菊池寛賞を受賞。18年『ナショナリズムの昭和』(幻戯書房)で第30回和辻哲郎文化賞を受賞。同年には第72回北海道新聞文化賞(学術部門)も受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)