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サイレント国土買収 再エネ礼賛の罠

角川新書 K−424

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2023年6月
ISBNコード 978-4-04-082435-2
4-04-082435-0
税込価格 1,056円
頁数・縦 289P 18cm

商品内容

要旨

脱炭素の美名の下で進む太陽光発電や風力発電。その開発を名目として、外国資本による用地買収が港湾、リゾート、農地、離島にまで及んでいる。経営母体は合法的に不透明化されており、安全保障上の要衝も次々に占有されている。外資による国土買収問題を追う研究者が、再エネ礼賛の危険性に加え、日本各地で水面下に進む買収の現状を網羅的に報告する。

目次

第1部 再エネの罠(グリーン化で加速する国土買収
グリーン化礼賛のツケ
なぜ外資の国土買収はダメなのか
ついに新法は成立したけれど
世界標準からほど遠い日本の外資規制)
第2部 水面下で進む国土買収(組み込まれていく港湾
買い尽くされるリゾート
農林地―知らないうちに着々と
人気の離島
新たな標的は産業インフラ
教育もグローバルビジネス化
日本が終わっていくのを黙って見ているしかないのか)

出版社・メーカーコメント

脱炭素の美名のもと、不可解な用地買収が進み、国土が失われ続けているメガソーラーや洋上風力などの再生エネルギー、開発の主役は外資系だ。企業の匿名性は高く、定期的に1文字だけ企業名を変えるなど不可解な出来事が頻発している。とはいえ「合法」だ。外資による国土買収の最前線。

著者紹介

平野 秀樹 (ヒラノ ヒデキ)  
1954年、兵庫県生まれ。姫路大学特任教授。九州大学卒業後、農林水産省入省。環境省環境影響評価課長、農水省中部森林管理局長、東京財団上席研究員などを歴任。大阪大学医学部講師、青森大学薬学部教授も務めた。博士(農学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)