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俳句劇的添削術

角川新書 K−397

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2022年8月
ISBNコード 978-4-04-082437-6
4-04-082437-7
税込価格 990円
頁数・縦 293P 18cm

商品内容

要旨

俳句は愉しく、しかも奥深い。実作を重ねると迷いが生まれ、マンネリに陥り、上達への道のりが遠く思えてくる。「どうしたらより良い句になるか」「一句の情景が定まらない」「句会で点が入らない」…実作者の苦悩を述べた推敲過程をもとに、プロの発想力と技術で添削、初級者からベテランの句までも劇的に変わる!一音一語を無駄にせず、「ことばの力」を最大限にどう引き出すか。添削から学ぶ、目からウロコの俳句上達法。

目次

1 俳句表現の基本をおさえる(平明に表現する
「切れ」を設ける
題材を描写する ほか)
2 俳句表現のテクニックを試してみる(実感を捉える
具体的に捉える
追悼句は形より真情 ほか)
3 俳句表現の可能性をさぐる(季語に心情を託す
取り合わせを一物に
立体感を出す ほか)

出版社・メーカーコメント

凡句が名句に劇的変身!プロの発想力と技に学ぶ、俳句実作上達法。たった17音。ゆえにわずかな違いで凡句が名句になりうる俳句は、言葉本来の技と力が最大限に発揮されている。原句・推敲・添削の三段階を実例で紹介。「言葉の魔法」ともいうべき日本語のすごさがここにある!

著者紹介

井上 弘美 (イノウエ ヒロミ)  
俳人。1953年、京都市生まれ。「汀」主宰、「泉」同人。俳人協会評議員。元武蔵野大学特任教授。2019・2022年度「NHK俳句」選者、朝日新聞京都俳壇選者。句集に『風の事典』(牧羊社)、『あをぞら』(第26回俳人協会新人賞/富士見書房)、『汀』(角川SSコミュニケーションズ)、『夜須礼』(第10回星野立子賞・第14回小野市詩歌文学賞/KADOKAWA)、著書に『俳句上達9つのコツ』(NHK出版)、『季語になった京都千年の歳時』(KADOKAWA、『読む力』(第35回俳人協会評論賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)