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日本の思想家入門 「揺れる世界」を哲学するための羅針盤

角川新書 K−404

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2022年11月
ISBNコード 978-4-04-082451-2
4-04-082451-2
税込価格 1,034円
頁数・縦 276P 18cm

商品内容

要旨

混迷の時代に何を「行動の指針」にするか。パンデミック時代の救世主・親鸞から、不安を可能性に変えた西田幾多郎、市民社会の父・丸山眞男まで―偉人達の言葉が羅針盤になる。いま知るべき日本の思想を、現代の重要課題別に俯瞰する決定版。

目次

第1章 不安と不条理を乗り越えようともがいた思想家たち(親鸞 パンデミック時代を生き抜くための救世主
道元 不安を言語化したパイオニア ほか)
第2章 環境とSDGsの先駆けとなった思想家たち(空海 日本発SDGsの先駆者
安藤昌益 農業を重視した忘れられた思想家 ほか)
第3章 戦争と平和のはざまで苦悩した思想家たち(山本常朝 戦の本質を追求し続けた永遠のサムライ
吉田松陰 世の中のために戦いを選んだ教育者 ほか)
第4章 政治と革命を語った思想家たち(荻生徂徠 経世済民の提唱者
本居宣長 日本の保守思想の源流 ほか)
第5章 新しい世界を切り拓いた思想家たち(世阿弥 文化で新しい世界を切り拓いたアーティスト
福沢諭吉 日本を目覚めさせた啓蒙思想家 ほか)

出版社・メーカーコメント

混迷の時代に何を「行動の指針」にするか哲学は「今」を生き延びるための教養(ツール)だ。パンデミック時代の救世主・親鸞から、不安を可能性に変えた西田幾多郎まで――偉人達の言葉が羅針盤になる。いま知るべき日本の思想を、現代の重要課題別に俯瞰。

著者紹介

小川 仁志 (オガワ ヒトシ)  
1970年、京都府生まれ。哲学者、山口大学国際総合科学部教授。京都大学法学部卒、名古屋市立大学大学院博士後期課程修了。博士(人間文化)。商社マン(伊藤忠商事)、フリーター、公務員(名古屋市役所)を経た異色の経歴。徳山工業高等専門学校准教授、米プリンストン大学客員研究員等を経て現職。「哲学カフェ」を主宰するなど、市民のための哲学を実践している。また、テレビをはじめ各種メディアにて哲学の普及にも努めている。NHK Eテレ「ロッチと子羊」では指南役を務める。専門は公共哲学。著書も多く、これまでに100冊以上を出版している。YouTube「小川仁志の哲学チャンネル」でも発信中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)