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乱気流 小説・巨大経済新聞 下

角川文庫 た13−25

出版社名 角川書店
出版年月 2012年5月
ISBNコード 978-4-04-100297-1
4-04-100297-4
税込価格 946円
頁数・縦 423P 15cm
シリーズ名 乱気流

商品内容

要旨

ワンマン社長の独裁体制のもと、全国紙・東京経済産業新聞社は混迷を深めていた。ついには子会社の手形流出という仰天の事態が発生。架空発注で手形を乱発し裏金作りにあてていたのだ。バブル経済を煽ったとの批判を受けつつも、日本経済の発展を支えた誇りまでかなぐり捨てるのか?心ある新聞記者たちの、醜聞にまみれた経営陣との闘いが始まる!マスコミ経営の内実を暴き、報道の倫理と責任を鋭く問う、経済小説の真骨頂。

出版社・メーカーコメント

日本経済をリードした第4権力は、こうして自浄力を失った! 力作長編。 圏外と目されていた宇野は東産経新聞の社長に就任するやワンマン化し、役員はじめ周囲のゴマすりが社の腐敗を進行させる。子会社の手形流出という事態に、気骨ある記者たちが自浄力を示そうと立ち上がるが。

著者紹介

高杉 良 (タカスギ リョウ)  
作家。1939年東京生まれ。専門紙記者・編集長を経て、75年『虚構の城』でデビュー。以後、綿密な取材に裏打ちされた企業・経済小説を次々に発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)