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メガロマニア

角川文庫 お48−4

出版社名 角川書店
出版年月 2012年9月
ISBNコード 978-4-04-100470-8
4-04-100470-5
税込価格 692円
頁数・縦 269P 15cm

商品内容

要旨

いない。誰もいない。ここにはもう誰もいない。みんなどこかへ行ってしまった―。鬱蒼とした熱帯雨林、高度な技術で積み上げられた石門、張り巡らされた水路、動かない車輪。古代文明の壮大な足跡を辿り、メキシコ、グアテマラ、ペルーを訪れた物語作家は、遺跡に道にホテルに、“気配”を色濃く感じ取る。インカ、マヤ、失われた都市。そこに秘められた物語の種とは。人類のセンス・オブ・ワンダーに迫る、中南米紀行。

おすすめコメント

失われた世界への探検、著者初の中南米・古代遺跡紀行。 いない。誰もいない。ここにはもう誰もいない。みんなどこかへ行ってしまった−−。眼前の古代遺跡に失われた物語を見る作家。メキシコ、ペルー、遺跡を辿りながら、物語を夢想する、小説家の遺跡紀行。   【著訳者紹介】 1964年、宮城県生まれ。91年、第3回日本ファンタジーノベル大賞の最終候補作となった『六番目の小夜子』でデビュー。『木曜組曲』『象と耳鳴り』『月の裏側』『ユージニア』『黒と茶の幻想』『夢違』ほか著書多数。

著者紹介

恩田 陸 (オンダ リク)  
1964年、宮城県生まれ。91年、第3回日本ファンタジーノベル大賞の最終候補作となり、『六番目の小夜子』でデビュー。2005年、『夜のピクニック』で第26回吉川英治文学新人賞、第2回本屋大賞。06年、『ユージニア』で第59回日本推理作家協会賞長編及び連作短編集部門。07年、『中庭の出来事』で第20回山本周五郎賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)