• 本

ホーンテッド・キャンパス

角川ホラー文庫 Hく5−1

出版社名 角川書店
出版年月 2012年10月
ISBNコード 978-4-04-100538-5
4-04-100538-8
税込価格 748円
頁数・縦 285P 15cm
シリーズ名 ホーンテッド・キャンパス

書店レビュー 総合おすすめ度: 全2件

  • 八神森司とオカ研メンバーの活動

    幽霊が見えてしまうという悩みを持っている主人公「八神森司」は、ある出来事により一目惚れした美少女、「灘こよみ」を守る為、オカルト研究会に入ることになる。オカ研のメンバーは、オカルト情報に詳しい「黒沼部長」、スレンダーであねご肌な「三田村藍」など、個性的なメンバーばかりで、読んでいてこっちまで楽しくなってくるような、感じのストーリーとなっています。とても面白いので、是非読んでみて下さい。(潮来第一中学校体験学習生 荒原優佳)

    (2013年8月22日)

  • 霊なんて怖くて見たくないのに視えてしまう主人公が、片想いしている少女のためにオカルト研究会に入りメンバーとともに怪奇現象の解決に挑む。ホラーやオカルトの比較的薄めなちょい怖青春ミステリ。怖いのは少し苦手だけど読むのは嫌いではないという方にピッタリ。第19回日本ホラー小説大賞・読者賞受賞作品。「赤と白」で小説すばる新人賞も受賞しており今後が非常に楽しみな作家さん。角川ホラー文庫の紙の色が白ではなく少し日に焼けた感じの色なのもホラーっぽくて何かいいですね。電子書籍は確かに便利だけど紙媒体にはそれでしか味わえない細やかな演出がひっそりと用意されている。

    (2012年11月3日)

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商品内容

文学賞情報

2012年 第19回 日本ホラー小説大賞 読者賞受賞

要旨

八神森司は、幽霊なんて見たくもないのに、「視えてしまう」体質の大学生。片思いの美少女こよみのために、いやいやながらオカルト研究会に入ることに。ある日、オカ研に悩める男が現れた。その悩みとは、「部屋の壁に浮き出た女の顔の染みが、引っ越しても追ってくる」というもので…。次々もたらされる怪奇現象のお悩みに、個性的なオカ研メンバーが大活躍。第19回日本ホラー小説大賞・読者賞受賞の青春オカルトミステリ。

おすすめコメント

八神森司は、幽霊が「見えてしまう」体質の大学生。片想いの美少女こよみのために、仕方なくオカルト研究会に属している。ある日オカ研に、女の顔の形の染みが、壁に浮き出るという悩みが寄せられ……。

著者紹介

櫛木 理宇 (クシキ リウ)  
1972年新潟県生まれ。大学卒業後、アパレルメーカー、建設会社等の勤務を経て、執筆活動を開始。現在会社員。2012年『ホーンテッド・キャンパス』で第19回日本ホラー小説大賞・読者賞を受賞。瑞々しいキャラクターと読みやすい文章で、読者モニターから高い支持を得る。同年、「赤と白」で第25回小説すばる新人賞を受賞し、二冠を達成(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)