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鼠、剣を磨く

角川文庫 あ6−151

出版社名 角川書店
出版年月 2012年12月
ISBNコード 978-4-04-100624-5
4-04-100624-4
税込価格 660円
頁数・縦 259P 15cm

商品内容

要旨

次郎吉の目前で娘が腕を斬られた。娘は峰といい、奉公先の主人と通じ、その妻の恨みをかって襲われたのだった。峰の父は、娘の不貞に激怒するが、浪人暮らしの父を思い手当てをもらっていたことを知り、言葉を失う。そして、一度は断った「ある仕事」を引き受ける決意をした。それは、武士としてのプライドを捨てるものだったが…。

おすすめコメント

縁日で行きずりの男の子に「おっかさんだよ!」と取りすがって泣き叫ぶ女。錯乱した女か――と誰もが素通りする中、次郎吉の妹・小袖は女の命を狙う浪人を見逃さなかった。女の素性は一体? 「鼠」シリーズ第5弾!

著者紹介

赤川 次郎 (アカガワ ジロウ)  
1948年、福岡県生まれ。76年、「幽霊列車」で第15回オール讀物推理小説新人賞を受賞し、デビュー。作品が映画化されるなど、続々とベストセラーを刊行。2006年、第9回日本ミステリー文学大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)