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粘膜探偵

角川ホラー文庫 Hあ4−5

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2018年5月
ISBNコード 978-4-04-100757-0
4-04-100757-7
税込価格 792円
頁数・縦 315P 15cm

商品内容

要旨

戦時下の帝都。14歳の鉄児は憧れの特別少年警邏隊に入隊した直後、先輩のとばっちりを受け謹慎処分となってしまう。汚名返上に燃える彼は、巷で噂の保険金殺人事件を解決するため独自調査に乗り出すが…。軍部の思惑、昏々と眠る老女、温室で栽培される謎の植物、行方不明の少女―。すべてが交錯する時、忌まわしい企みが浮かび上がる。暴力と狂気が渦巻き、読む者の理性を抉り取る最凶の粘膜ワールド、6年ぶりの新作!

おすすめコメント

ホラー&ミステリ界アンダーグラウンドの帝王が、6年ぶりに復活! 威圧的な父親に反抗し、トッケー隊に入隊した14歳の鉄児。偶然ある事件に遭遇し、奇妙なことに気づく。密かに捜査に乗り出した彼は驚愕の真相にぶちあたる……。狂気が加速する”粘膜”シリーズ最新作!!

著者紹介

飴村 行 (アメムラ コウ)  
1969年福島県生まれ。東京歯科大学中退。2008年『粘膜人間』で第15回日本ホラー小説大賞長編賞を受賞しデビュー。第2作『粘膜蜥蝪』が「このミステリーがすごい!」で6位、「週刊文春ミステリーベスト10」で7位、「最高の本!2010」国内ミステリー編で2位など、年末ミステリーランキングに続々ランクインする。10年同作で第63回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)