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虎乱

角川文庫 と7−12 火盗改鬼与力

出版社名 角川書店
出版年月 2013年5月
ISBNコード 978-4-04-100834-8
4-04-100834-4
税込価格 572円
頁数・縦 269P 15cm

商品内容

要旨

火盗改の密偵・房造が何者かに斬殺された。与力の雲井竜之介は、その刀傷から下手人が剣の遣い手であることを見抜く。房造は、寺でひらかれている賭場をつきとめるため、浅草界隈を探っていたという。寺社奉行の支配下にある寺が関わっているとすれば、町奉行所には手出しができない。残された兄妹が、父・房造の敵を討とうと下手人捜しをしていると知った雲井は、5人の密偵を繰り出し、殺人剣「虎乱」に挑む。

出版社・メーカーコメント

火盗改同心の密偵が、浅草近くで斬殺死体で見つかった。密偵は寺で開かれている賭場を探っていた。寺での事件なら町奉行所は手を出せない。残された子どもたちのため、「虎乱」を名乗る手練れに雲井が挑む!

著者紹介

鳥羽 亮 (トバ リョウ)  
1946年埼玉県生まれ。埼玉大学教育学部卒業。90年、『剣の道殺人事件』で第36回江戸川乱歩賞を受賞し、デビュー。近年は時代小説、剣豪小説の分野で活躍。著書は200冊を超える。2012年、第1回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)