• 本

ナモナキラクエン

角川文庫 し49−2

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2014年5月
ISBNコード 978-4-04-101623-7
4-04-101623-1
税込価格 616円
頁数・縦 278P 15cm

商品内容

要旨

「楽園の話を、聞いてくれないか」そう言いかけて、父さんは逝ってしまった。山、紫、水、明と名付けられた僕らきょうだいと、一通の手紙を遺して。僕たちの母親は、4人とも違う。手紙には、それぞれの母親について書いてあった。「必要があると考えるなら、会ってこい」なぜ父さんは、結婚離婚を繰り返し、僕ら「家族」を作ったのか。一夏の旅の果てに明らかになる真実とは…。鮮烈な結末が胸を打つ、ビタースイート家族小説。

出版社・メーカーコメント

「楽園の話を、聞いてくれないか」そう言って、父さんは死んでしまった。残された僕たち、山(サン)、紫(ユカリ)、水(スイ)、明(メイ)は、それぞれ母親が違う兄妹弟。父さんの言う「楽園」の謎とは・・・・。

著者紹介

小路 幸也 (ショウジ ユキヤ)  
作家。北海道出身。広告制作会社を経て、メフィスト賞を受賞した『空を見上げる古い歌を口ずさむpulptown fiction』(講談社)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)