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〈面白さ〉の研究 世界観エンタメはなぜブームを生むのか

角川新書 K−25

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2015年5月
ISBNコード 978-4-04-102753-0
4-04-102753-5
税込価格 880円
頁数・縦 301P 18cm

商品内容

要旨

現実と異なる「世界」を「人間」より優先して描く世界観エンタメはなぜ成立し、メガヒットとなるのか?なぜ“面白さ”は受け手に伝わるのかを、文化人類学者にして漫画家の奇才が徹底解析する。

目次

序章 エンタメの研究―文化人類学から考える
第1章 空間感覚の研究―『スターウォーズ』『となりのトトロ』『精霊の守り人』
第2章 時空感覚と社会空間の研究―『千と千尋の神隠し』『ワンピース』『進撃の巨人』
第3章 人間の世界の研究―『踊る大捜査線』『半沢直樹』、そしてゾンビ
第4章 “居住空間の外”の研究―「Jホラー」と『寄生獣』
終章 私小説的な“世界観エンタメ”の研究―『エヴァンゲリオン』と『失踪日記』

おすすめコメント

『ワンピース』『進撃の巨人』『奇生獣』『スターウォーズ』『半沢直樹』、そして宮崎アニメ。現実と異なる「世界」を「人間」より優先して描く大作エンタメはなぜ成立する?なぜ<面白さ>は伝わるのかを徹底解析!

著者紹介

都留 泰作 (ツル ダイサク)  
1968年生まれ。文化人類学者にして、漫画家。名古屋大学理学部生物学科卒業、京都大学理学研究科動物学専攻修士課程修了後、2001年に博士号取得。富山大学人文学部准教授をへて、現在、京都精華大学マンガ学部准教授。人類学の主な研究対象はアフリカ民族文化。カメルーンなどでバカ・ピグミーを対象として調査研究を行っている。2003年に「アフタヌーン」にて四季賞秋佳作を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)