• 本

松風の香

角川文庫 時−よ29−4 留守居役日々暦

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2015年12月
ISBNコード 978-4-04-103562-7
4-04-103562-7
税込価格 748円
頁数・縦 277P 15cm

商品内容

要旨

横須賀藩藩主・西尾直矩の行列の前に、風呂敷包みを抱えた子供が飛び出した。町人が大名行列の供先を横切るなど許されぬ行為。徒士が刀を抜いたその時、声を発して止めた者がいた。横須賀藩留守居役の高田兵衛だった。供先切をしてしまった豊前屋の音松は、納品先へ包みを届ける中、躓いて行列の前に飛び出してしまったのだった。音松の命を救うため、兵衛は奔走するが…(「供先切」より)。知恵と剣で人を救う好評時代小説。

おすすめコメント

横須賀藩藩主の行列の前に、飛び出した幼い丁稚。無礼討ちにされてもおかしくない状況のなか、留守居役の高田兵衛が救いの手を差し伸べる。だが、その先には思わぬ障害が……。剣と心で難事を解きほぐす痛快時代小説

著者紹介

吉田 雄亮 (ヨシダ ユウスケ)  
1946年佐賀県生まれ。雑誌編集者を経てフリーライターに。ノンフィクション、コミック原作、実録小説を手がけ、映画化、テレビ化作品も多数。2002年「裏火盗罪科帖」シリーズで時代小説作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)