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刃鉄の人

角川文庫 時−つ16−1

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2016年3月
ISBNコード 978-4-04-104024-9
4-04-104024-8
税込価格 704円
頁数・縦 296P 15cm

商品内容

要旨

時は元禄。一戸前国包は京橋南の弓町で刀鍛冶を営み評判を呼んでいた。家宝の刀に魅せられて以来、武士の身分を捨て刀鍛冶に心血を注いできたが、ある時、本家を通じ老中格・柳沢吉保の配下から密命が下る。武蔵川越領で村人を斬殺した旗本の子弟を斬ってほしい、と。天稟の素質と言われた神陰流の達人である国包の下した決断は―。孤高にして矜恃を失わぬ男の熱き生き様が胸を打つ、書き下ろし時代小説!

おすすめコメント

『風の市兵衛』の著者入魂! 書き下ろし時代小説、新シリーズ開幕! 鍛え抜かれた刃鉄のように純粋で強靱な、孤高の刀鍛冶・一戸前国包、見参! 時は元禄。一戸前国包は京橋南の弓町で刀鍛冶を営み評判を呼んでいた。家宝の刀に魅せられて以来、武士の身分を捨て刀鍛冶に心血を注いできたが、ある時、本家を通じて老中格・柳沢吉保の配下から密命が下る。武蔵川越領で村人を斬殺した旗本の子弟を斬ってほしい、と。「天稟の素質」と言われた神陰流の達人である国包の下した決断は――。孤高にして矜恃を失わぬ男の熱き生き様が胸を打つ、書き下ろし新シリーズ第一弾! 解説・北上次郎 「もしいま、書店でこの文庫本を手にとって迷っているなら、『ちょっと面白いよ』と、あなたの耳元で囁きたい。ただいま、そんな気分である。」(解説より) 文芸評論家 北上次郎氏

著者紹介

辻堂 魁 (ツジドウ カイ)  
1948年高知県生まれ。早稲田大学文学部卒業後、出版社に勤務。退職後、本格的に執筆業に入る。時代小説作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)