ミヤマ物語 第2部
結界の森へ
角川文庫 あ42−16
出版社名 | KADOKAWA |
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出版年月 | 2016年7月 |
ISBNコード |
978-4-04-104197-0
(4-04-104197-X) |
税込価格 | 660円 |
頁数・縦 | 273P 15cm |
シリーズ名 | ミヤマ物語 |
商品内容
要旨 |
夜の世界「ウンヌ」。死罪になる母を牢から逃がしたため兵士から追われたハギは、傷を負い森に逃げ込んだところを、別次元から迷い込んできた透流に助けられる。森はなぜか現代の雲濡と繋がっていた。透流の家で目覚めたハギは自分とは違う肌色を「マノモノ」と呼び怯えるが、介抱を受けるうちに心を開いていく。彼に強く心を動かされた透流は、ハギの母を救うため、彼とともに再び森へ向かう!ファンタジー大作、第二部! |
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おすすめコメント
死罪を言い渡された母を牢から逃がしたために、兵士から追われ負傷したハギは、ウンヌと異世界が繋がった森で透流に助けられる。透流の家で目覚めたハギは「ヒトはマノモノ」と怯えるが、介抱されるうちに徐々に心を開き自分たちの世界の話を始める……。絶対権力者のミド、厳しい階級社会、「ヒト」は恐ろしい存在で言葉にしただけで口が腐る、と言われていたこと。ミドさまが「マノモノ」から村を守っていると言われている事。そのミドさまの飲み水を汲む母親がわずかな過ちで死罪を言い渡されたこと。「おかかが殺されてしまう。おかかを助けて」ハギの必死の訴えに透流はウンヌの里へ戻ることを決める。自分がハギに出逢うために雲濡にきたことを悟る透流だった……。二人は、目の前に現れた梟の声に導かれて森の奥深くに入っていった。大人気作家のファンタジー大作、第二部!