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檜山兄弟 下

角川文庫 時−よ2−9

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2016年9月
ISBNコード 978-4-04-104332-5
4-04-104332-8
税込価格 1,056円
頁数・縦 477P 15cm
シリーズ名 檜山兄弟

商品内容

要旨

故郷に戻ったのも束の間、兄・健助とともに越後を追われ、江戸にやって来た檜山三四郎。薩長連合によって日本の新しい時代を開こうとする英公使パークスの元に身を寄せた彼は、密書を携え両藩の巨頭に会うべく動き出す。だが、それを阻止しようとする幕府の刺客たちも三四郎を追尾、開国の鍵を握る暗闘が開始された…。壮大な奇想と圧倒的なリーダビリティ。80年の時を超えた幻の初期時代伝奇作品!

おすすめコメント

英公使パークスの元に身を寄せた檜山三四郎は、薩長連合の秘命を帯び、両藩の巨頭に会うべく動き出す。阻止せんとする幕府の刺客との暗闘! 壮大な奇想と圧倒的なリーダビリティ。幻の傑作時代伝奇が遂に復刊。

著者紹介

吉川 英治 (ヨシカワ エイジ)  
本名、吉川英次(ひでつぐ)。明治25(1892)年、神奈川県に生まれる。父親の事業の失敗で、小学校卒業目前で中退。幾つもの職業を転々とする。明治43(1910)年、勤めていた横浜ドックでの事故で九死に一生を得たのを機に上京し、蒔絵師の徒弟となる。また井上剣花坊門下の一員となり、“雉子郎”の号で川柳家としても名を成す。大正10(1921)年、東京毎夕新聞社に入社。翌年、社命により「親鸞記」を連載開始。第二次世界大戦の影響で一時執筆活動を休止(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)