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ゼロから始める都市型狩猟採集生活

角川文庫 さ69−1

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2016年7月
ISBNコード 978-4-04-104627-2
4-04-104627-0
税込価格 748円
頁数・縦 201P 15cm

商品内容

要旨

何も持たない人間でも生きていく方法がある。ぼくらの周りには“都市の幸”が溢れているからだ。衣服にも食べ物にも困ることはない、もうどこかに勤めるのはよそう、家だって自分の手で作れる―。数々の先人の姿と、新たな思考法がここにある。「人間、どんな状態になっても、ぜったい生きていけるよ」。家・仕事・生活についての先入観を覆す、現代人必読の一冊。3.11、そして熊本地震で被災しての文庫書き下ろし原稿も収録。

目次

1 衣服と食事を確保する
2 寝床を確保し、パーティを組む
3 生業を手にする
4 巣づくり―準備編
5 巣づくり―実践編
6 都市を違った目で見る

おすすめコメント

何も持たない人間でも生きていく方法がある。東日本大震災、そして熊本地震で被災した著者が世界に投げかける、新時代の生き方 === 東日本大震災を経て「新政府内閣総理大臣」となり『独立国家のつくりかた』を著した坂口恭平。その生き方の思考ベースが詰まった現代人必読の書がついに文庫化! 「家」「仕事」「生活」についての先入観を覆す一冊。3.11、そして熊本地震を体験しての、文庫版書き下ろし原稿も収録。解説=九龍ジョー === 何もシステムや法律を変えろというつもりはない。ぼくらの抱いている「家」「仕事」「生活」についての先入観を一つずつ疑っていくこと。ぼくらひとりひとりの思考を転換させ、新たなる視点を加えること。それが本書の狙いである。(「はじめに」より)

著者紹介

坂口 恭平 (サカグチ キョウヘイ)  
1978年、熊本県生まれ。作家、建築家、音楽家、画家。2004年、路上生活者の住居を収めた写真集『0円ハウス』を刊行。11年、東日本大震災をきっかけに「新政府内閣総理大臣」となり『独立国家のつくりかた』を発表、大きな話題を呼ぶ。フィールドワークにもとづく著作を発表後、小説の執筆も意欲的に行う。14年、『幻年時代』で第35回熊日出版文化賞を受賞。16年、『家族の哲学』で第57回熊日文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)