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怖の日常

角川ホラー文庫 Hふ1−11

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2016年7月
ISBNコード 978-4-04-104637-1
4-04-104637-8
税込価格 616円
頁数・縦 234P 15cm

商品内容

要旨

ひとり暮らしの部屋で、深夜パソコンに向かっていると背後から聞こえる奇妙な音…その正体に震撼する「カタカタ」。朝起きるたび、数が増え深くなっていく引っ掻き傷に、じわじわと追いつめられていく「傷」。実在の事故物件をめぐる、不穏なシンクロニシティ。併せて読むと怖さが倍増の「残穢の震源から」「三つの事故物件」等、全62話を収録。日常に潜む忌まわしさと恐怖を端正な筆致で炙り出す、正統派の怪談実話集。

目次

カタカタ
老人の写真
吸殻
夕立
いるはずのない客
さいあかさん

それだけの話
白い服
腐臭〔ほか〕

おすすめコメント

飛び降り自殺があったマンションで、女子高生が異様なものにつきまとわれる(「腐臭」)。寝ている間に体にできた引っかき傷が、徐々に深くなり増えていく(「傷」)他、じわじわと怖さがしみこんでくる60話を厳選

著者紹介

福澤 徹三 (フクザワ テツゾウ)  
1962年福岡県生まれ。デザイナー、コピーライター、専門学校講師を経て作家活動に入る。著書に第10回大藪春彦賞受賞作『すじぼり』(角川文庫)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)