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水木しげるの妖怪人類学

角川文庫 み18−65

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2016年10月
ISBNコード 978-4-04-104911-2
4-04-104911-3
税込価格 1,012円
頁数・縦 313P 15cm

商品内容

要旨

目には見えないが、そこに確かに存在する何か。日本ではこれを妖怪と呼ぶが、その正体を明らかにする研究こそが「妖怪人類学」である。自ら設立した世界妖怪協会で、この研究活動を晩年のライフワークとした水木しげるは、日本と世界を旅して各地の“目に見えない存在”の渉猟に励んだ。その研究成果の粋を集めた本書には、各誌で掲載されたフルカラーの妖怪絵79点と解説編を収録。水木ファン必携の一冊。

目次

日本編(水虎様と水神様―青森
足の神―宮城
石塔磨き―江戸(東京)
二階の怪―江戸(東京)
五つ塚の怪女―新潟 ほか)
世界編(鬼憑―韓国
トケビ―韓国
霊火―台湾
カビドウとウドギ―台湾
幽霊―台湾 ほか)

おすすめコメント

目には見えないが、そこに確かに存在する何か。日本ではこれを妖怪と呼ぶが、その正体を明らかにする研究こそが「妖怪人類学」である。自ら設立した世界妖怪協会で、この研究活動を晩年のライフワークとした水木しげるは、日本と世界を旅して各地の〈目に見えない存在〉の渉猟に励んだ。その研究成果の粋を集めた本書には、各誌で掲載されたフルカラーの妖怪絵79点と解説編を収録。水木ファン必携の1冊。

著者紹介

水木 しげる (ミズキ シゲル)  
1922年(大正11年)生まれ。鳥取県境港市育ち。太平洋戦争時、激戦地ラバウルに出征し、爆撃で左腕を失うも九死に一生を得る。復員後は様々な職業につきながら紙芝居作家となり、以後、貸本漫画家を経て、64年『ガロ』にて商業誌デビュー。91年紫綬褒章、2003年旭日小綬章を受章。07年『のんのんばあとオレ』でフランス・アングレーム国際漫画祭において最優秀漫画賞を受賞。10年文化功労者。15年11月30日永眠。享年93(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)