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一私小説書きの独語 随筆集

角川文庫 に18−4

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2016年11月
ISBNコード 978-4-04-104950-1
4-04-104950-4
税込価格 1,012円
頁数・縦 245P 15cm

商品内容

要旨

雑事と雑音の中で研ぎ澄まされる言葉―鴬谷での独立生活の思い出にはじまり、若き日の読書・映画体験、日々の労働を綴った未完の半自叙伝である表題作。そして第2エッセイ集『小説にすがりつきたい夜もある』以降の約一年間に各誌紙へ寄稿した随筆を網羅。師・藤澤清造や私小説への思い、横溝正史原作映画への偏愛、韓国の書店で受けた衝撃等、平成の無頼派作家が折々の思いを珠玉の言葉であらわした第3エッセイ集。

目次

一私小説書きの独語
韓国みやげ
藤澤清造著『藤澤清造短篇集』(新潮文庫)解説
下向きながらも
求めたきは…
(創る人五十二人の二〇一一日記リレー)
畏怖と畏敬―山田花子に寄せて
新発見作も付して―西村賢太編『藤澤清造短篇集』
まだ時期尚早(「あなたは橋下徹総理を支持しますか?」)
私小説書きの素朴な疑問(「平成維新」12人の公開質問状)〔ほか〕

著者紹介

西村 賢太 (ニシムラ ケンタ)  
1967年7月、東京都江戸川区生まれ。中卒。文庫版『根津権現裏』『藤澤清造短篇集』『田中英光傑作選 オリンポスの果実/さようなら 他』を編集、校訂、解題(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)