知らない記憶(こえ)を聴かせてあげる。
角川文庫 い92−3
出版社名 | KADOKAWA |
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出版年月 | 2017年5月 |
ISBNコード |
978-4-04-105608-0
(4-04-105608-X) |
税込価格 | 704円 |
頁数・縦 | 285P 15cm |
商品内容
要旨 |
反訳とは記録媒体に吹き込まれた音声や動画を、文字に書き起こす「テープ起こし」の作業を指す。清澄白河にある音谷反訳事務所の店主・久呼は、仕事の腕は超一級だが「個人宛てのテープは起こさない」という信条を持っていた。ところが新たな依頼は、トラウマを抱える青年・陽向の亡き叔父の遺稿を起こしてほしいというものだった。吹き込まれた声の裏にある本当に伝えたい想いとは―記憶がつなぐ絆と再生のお仕事小説! |
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おすすめコメント
手紙でも、メールでもなく、 声だけだからこそ伝えられる想いがある。 丹羽陽向に届いた叔父の遺稿だという一本のテープ。あるトラウマからそれを聞けない陽向はプロに頼もうと、音谷反訳事務所を訪れる。ところが事務所の主である音谷久呼から依頼を断られてしまい……!?