• 本

災厄

角川文庫 し54−4

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2017年7月
ISBNコード 978-4-04-105610-3
4-04-105610-1
税込価格 836円
頁数・縦 378P 15cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 四国の山奥の集落で起きた、集団突然死事件。
    それはひとところに留まらず、じわじわと輪を広げていく。
    テロなのか?未知の感染症?
    原因が全くわからないまま死者の数がどんどん増えていく。
    エリート官僚が命をとして原因解明に挑む!
    真相はいったい!?

    王道少年マンガを読んだかのような爽やかな読後感。
    努力!友情!勝利!って感じ。
    官僚社会のあれこれや、妻とのすれ違い、親友との因縁、仕事への使命感、、、。
    いろんな要素が盛り込まれています。
    明かされる真相も意外なもの!
    頭の中で俳優さんをキャスティングしながら読むとさらに楽しいです。
    読んだ後の充実感が大きい1冊です。

    (2017年11月15日)

商品内容

要旨

原因不明の症状により、市町村単位で住民が集団死する事件が発生した。高知県を発端に“災厄”は四国全域に広がり、なおも範囲を拡大していく。そんな中、政府の対策本部では災厄の原因を巡って厚生労働省と警察庁が対立。ウイルス感染説を主張する厚労省キャリアの斯波は、真相解明のため自ら四国へと乗り込むが―。超弩級のスケール感と押し寄せる恐怖!未曾有の危機に立ち向かう、一気読み必至のパニックサスペンス!

おすすめコメント

四国壊滅!? 死者30万人!? 一気読み必至のパニックサスペンス!! 原因不明の症状により市町村単位で住民が死亡する事件が発生。テロも疑われる中、ウイルス感染が原因と睨んだ厚生省の斯波は真相を解明すべく、政府内での駆け引きと拡大する災厄に挑む!

著者紹介

周木 律 (シュウキ リツ)  
某国立大学建築学科卒業。2013年に『眼球堂の殺人〜The Book〜』で第47回メフィスト賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)