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ポーツマスの贋作

角川文庫 い50−8

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2017年12月
ISBNコード 978-4-04-106150-3
4-04-106150-4
税込価格 1,100円
頁数・縦 509P 15cm

商品内容

要旨

ポーツマス講和会議を前に、小村寿太郎は戦略を練りあぐねていた。そんな折、ロシアと接触していたユダヤ富豪、ジョエルが崖から転落。居合わせた美術史講師・石正広は、瀕死のジョエルからパリに電報を打つよう頼まれる。「きみの同胞の命がかかっている」―。ジョエルの屋敷には、一枚の北斎の贋作があった。一方、贋作を描いた日本人画家・塩田はパリで窮地に陥っていた。歴史を変えた一枚の贋作。知的美術ミステリ。

おすすめコメント

ポーツマス講和会議の裏、一枚の贋作が歴史を変えた。歴史美術ミステリ! 1905年、ポーツマス。日露戦争講和会議の最中、近郊の別荘で富豪ジョエルが崖から転落した。別荘には北斎の贋作が。一方、贋作を描いた日本人画家・塩田は、パリで絵を奪われ。緊迫の歴史美術ミステリ!

著者紹介

井上 尚登 (イノウエ ナオト)  
1959年神奈川県生まれ。東海大学工学部卒。会社員を経て放送作家となる。99年『T.R.Y.』で第19回横溝正史賞正賞を受賞し作家デビュー。金融、美術、狂言など、様々な分野に造詣が深く、多くのミステリ作品を送り出している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)