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声も出せずに死んだんだ

角川文庫 は57−1

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2017年11月
ISBNコード 978-4-04-106183-1
4-04-106183-0
税込価格 616円
頁数・縦 239P 15cm

商品内容

要旨

ある日、レオナは“殺された”。彼女は、現実には存在しない架空のキャラクターだった。彼女の死を嘲笑った世間を戦慄させるため、千裕は計画を練り始める。犯行声明の動画をアップロードし、女子誘拐を決行した千裕は、なぜか彼女と“勝負”をすることに。レオナはいかにして殺されたのか。千裕の計画の真相、そして2人の勝負の行方は―。驚きと切なさに満ちたラストが胸を抉る、第37回横溝正史ミステリ大賞奨励賞受賞作。

おすすめコメント

横溝正史ミステリ大賞<奨励賞>受賞作! レオナと呼ばれる架空の少女が『殺された』。レオナ復活を目論む吉永千裕は、手始めに少女の誘拐を実行する。だが少女の提案で、ある勝負をすることに。千裕の計画の真相とは?驚愕の長篇ミステリ!

著者紹介

長谷川 也 (ハセガワ ナリヤ)  
1983年新潟県生まれ。アルバイトの傍ら小説を執筆し、2013年、『セクステット 白凪学園演劇部の過剰な日常』で第4回『このライトノベルがすごい!』大賞を受賞しデビュー。『声も出せずに死んだんだ』(「pH」を改題)で第37回横溝正史ミステリ大賞奨励賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)