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閉じ箱

角川文庫 た32−8

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2018年3月
ISBNコード 978-4-04-106242-5
4-04-106242-X
税込価格 924円
頁数・縦 441P 15cm

商品内容

要旨

彼女の自殺に妻は関与していたのか、それとも―。濃密な親子関係から生じた歪みを描いた「氷雨降る林には」。死人のように青ざめた顔をしたその歴史のある街は、その日、死装束のような濃い霧に包まれていた―「閉じ箱」。死んだ母親と名付親の作家。献本に記された宛名に秘められた真実とは?「美樹、自らを捜したまえ」等。著者初の短篇から異色作まで独特のレトリックで集成された傑作ホラー・ミステリー短篇集。

おすすめコメント

竹本健治の初期作品集、待望の復刊 幻想小説、ミステリ、アイデンティティの崩壊を描いたアンチミステリ、SFなど多岐のジャンルに及ぶ竹本健治の初期作品を集めた、ファン待望の作品集、ついに復刊!

著者紹介

竹本 健治 (タケモト ケンジ)  
1954年兵庫県生まれ。『匣の中の失楽』を探偵小説専門誌「幻影城」で連載し、作家デビュー。『涙香迷宮』は「このミステリーがすごい!2017年版」で国内編第1位、2017年第17回本格ミステリ大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)