• 本

はなの味ごよみ

角川文庫 時−た83−1

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2018年3月
ISBNコード 978-4-04-106350-7
4-04-106350-7
税込価格 704円
頁数・縦 303P 15cm
シリーズ名 はなの味ごよみ

商品内容

要旨

謎の失踪を遂げた夫の良太を追って、鎌倉から江戸にやってきたはな。だが、疲労と空腹のあまり日本橋で倒れてしまった彼女は、巾着を盗まれ、小石川養生所に運び込まれてしまう。失意のはなを見かねた御薬園同心の岡田弥一郎は、住み込みで働ける一膳飯屋「喜楽屋」を紹介するのだった。料理の腕を活かして、夫捜しを続ける覚悟を決めるはな。女将と客たちとも打ち解けた矢先「喜楽屋」である騒動が巻き起こり…。

おすすめコメント

絶品の料理と、暖かな想い。時代小説の期待の新鋭が放つ、傑作長篇。 鎌倉で畑の手伝いをして暮らす「はな」。器量よしで働きもののの彼女の元に、良太と名乗る男が転がり込んできた。なんでも旅で掏摸にあったらしい。だが良太の料理は味わったことのないほど絶品だった──。

著者紹介

高田 在子 (タカダ アリコ)  
神奈川県横浜市出身。幼少よりプロ作家を夢見て、家事、育児、夫の社会保険労務士事務所の手伝いに励みながら小説を書き続けてきた。『認桜の武士 開花請負人』(白泉社招き猫文庫)にて念願のプロデビューを果たす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)