ぼぎわんが、来る
角川ホラー文庫 Hさ4−1
出版社名 | KADOKAWA |
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出版年月 | 2018年2月 |
ISBNコード |
978-4-04-106429-0
(4-04-106429-5) |
税込価格 | 748円 |
頁数・縦 | 375P 15cm |
書店レビュー
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- 福文堂書店本店 (愛知県名古屋市中区)
日本ホラー小説大賞、大賞受賞作で映画化も決定している作品です。
冒頭に小さな男の子のもとを訪れた謎の訪問者の描写があります。
玄関の磨りガラス越しに見える「絶対に家に入れてはいけない」訪問者の姿。
ぼんやりとした灰色の影。
このイメージが作中ずっと頭から離れません。
物語は3人の視点で進んでいきます。
子煩悩な夫、その妻、なりゆきで2人と関わることになった男。
視点が変わるたびに起きる事象の意味合いが変わり、それがまたなんとも読んでいて息苦しいのです。
「ぼぎわん」の正体を知ったとき、読み手にとってもその存在が現実的なものになっていきます。
自分のところにも「ぼぎわん」は来るのだろうか??と。
一気に読める本です。(2018年5月2日)
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商品内容
要旨 |
“あれ”が来たら、絶対に答えたり、入れたりしてはいかん―。幸せな新婚生活を送る田原秀樹の会社に、とある来訪者があった。それ以降、秀樹の周囲で起こる部下の原因不明の怪我や不気味な電話などの怪異。一連の事象は亡き祖父が恐れた“ぼぎわん”という化け物の仕業なのか。愛する家族を守るため、秀樹は比嘉真琴という女性霊能者を頼るが…!?全選考委員が大絶賛!第22回日本ホラー小説大賞“大賞”受賞作。 |
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おすすめコメント
綾辻行人、貴志祐介、宮部みゆきら全選考委員が絶賛の受賞作、ついに文庫化 幸せな新婚生活を送る田原秀樹のもとにやってきた、とある来訪者。そこから秀樹の周辺で様々な怪異―後輩の不審死、不気味な電話―が起こる。愛する家族を守るため秀樹は比嘉真琴という霊能力者を頼るが!?