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流転の虹

角川文庫 時−す23−23 沼里藩留守居役忠勤控

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2018年4月
ISBNコード 978-4-04-106795-6
4-04-106795-2
税込価格 748円
頁数・縦 317P 15cm

商品内容

要旨

駿州沼里藩の江戸留守居役を務める深貝文太郎。主家である水野家と懇意の旗本・内藤家の奥方から、殺された妻に似た人を見たと聞くが、行方は知れなかった。翌日、大規模なお手伝い普請が実施されるとの噂を聞きつけた。千代田城の外堀の底をさらい、櫓の改修も行うとのこと。水野家が指名されれば、財政破綻しかねない。普請回避のため、文太郎は情報収集に奔走、公儀の一番の権力者、阿部大和守に近づこうとするが―。

おすすめコメント

主君の公金横領事件が発覚し、文太郎にも危機が迫る――。シリーズ第3弾。 妻を殺されて5年経つが、一向に手掛かりは見つからない。妻・志津の実家である旗本の八上家に呼び出された。義理の母・八重から、主君である水野家が、公金横領をしているという噂があると聞かされ――。

著者紹介

鈴木 英治 (スズキ エイジ)  
1960年、静岡県沼津市生まれ。明治大学経営学部卒業。99年、第1回角川春樹小説賞特別賞を「駿府に吹く風」で受賞(刊行に際して『義元謀殺』と改題)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)