• 本

安楽死

改版

角川文庫 に2−83

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2018年8月
ISBNコード 978-4-04-106797-0
4-04-106797-9
税込価格 880円
頁数・縦 421P 15cm

商品内容

要旨

警視庁に、奇妙な通報があった。石廊崎で起きた女性ダイバーの溺死は事故ではなく殺人である、と。妻の裏切り以来、刑事としての情熱を失っていた鳴海は、特命を受け、大病院の看護師であった被害者の調査を開始する。医療過誤や製薬会社との癒着、患者の自殺関与。病院内部の黒い疑惑を追うが、取り憑かれたように奔走する鳴海刑事に、強大な圧力がふりかかる。人間の尊厳を問い、病院組織の暗部に切り込む社会派ミステリの傑作。

おすすめコメント

刑事vs大病院! 執念の刑事が病院の暗部を抉る、社会派長編ミステリ! ある日、警視庁にかかってきた謎の電話。 それは、石廊崎で起きた女性ダイバーの溺死は、事故ではなく殺人だと告げた。鳴海刑事は、まもなく病院内部にうごめく不気味な殺意と欲望の渦を突き止めるが……。

著者紹介

西村 寿行 (ニシムラ ジュコウ)  
1930年、香川県生まれ。旧制中学卒。新聞記者、タクシー運転手など数々の職を経験し、69年「犬鷲―廃屋に光る眼」が第35回オール讀物新人賞佳作となり、作家デビュー。動物小説、社会派ミステリ、アクション小説、バイオレンス小説、パニック小説など多彩な作品を発表し、ベストセラー作家に。ハードロマンと呼ばれる作風で人気を博した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)