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さよなら、ビー玉父さん

角川文庫 あ80−1

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2018年8月
ISBNコード 978-4-04-106882-3
4-04-106882-7
税込価格 660円
頁数・縦 261P 15cm

商品内容

要旨

夏の炎天下、しがない30代男・奥田狐(通称:コン)のアパートを、小さな天使が訪ねてきた。天使の名は遊。離婚で別れた8歳の息子だった。久々の再会に、嬉しさより得体のしれない物に対峙したときの恐怖を感じてしまう狐。しかし息子は、上気した顔で、そんな父を見上げ微笑む…自分しか愛せない、とことんダメな父と、子どもでいることを必死に我慢する健気な息子が、親子をやり直すために奔走する姿を追う、涙が止まらない感動作。

おすすめコメント

角川文庫キャラクター小説大賞〈隠し球〉デビュー! 感動の父と子の物語 浮世離れした仙人のように日々を過ごす三十二歳のダメ男・奥田狐のもとを、離婚で離ればなれになった八歳の一人息子、遊が突然訪ねてきた。その日から不器用な父親と健気な息子の奇妙な関係が始まった……。

著者紹介

阿月 まひる (アズキ マヒル)  
大阪出身。第1回角川文庫キャラクター小説大賞に応募した「仙人系クズ男のA玉」が評価される。応募作に加筆し、改題した『さよなら、ビー玉父さん』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)