• 本

転落

角川文庫 ま27−2

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2019年3月
ISBNコード 978-4-04-107655-2
4-04-107655-2
税込価格 660円
頁数・縦 279P 15cm

商品内容

要旨

32年前、劇団の合宿中に水死した愛理。愛理の母・理津子は、娘の婚約者・相良に疑いの目を向けたものの、確たる証拠はなかった。月日は流れ、理津子は愛理の三十三回忌に、相良を含めた劇団仲間を呼ぶと言い出した。理津子の義理の姪・みどりは、会の準備が進むにつれて不信を覚え始める。13年前に相良家で起きた誘拐事件、柳の木の下に埋まった秘密。理津子は三十三回忌で何を企んでいるのか―。一気読み必至のミステリ。

おすすめコメント

33年前、娘は誰に殺されたのか――?理津子、78歳。彼女が一生をかけて隠し通そうとした秘密が、消えた公園の柳の木がきっかけで暴かれていく。死んだ娘を見殺しにした男。遺産目当ての甥夫婦。嘘と自己弁護の応酬の末、露になる真実とは?

著者紹介

松下 麻理緒 (マツシタ マリオ)  
東京女子大学心理学科同期卒の2人による共同執筆。それぞれ東京都生まれと福岡県生まれ。2007年『誤算』により第27回横溝正史ミステリ大賞・テレビ東京賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)