悪名残すとも
角川文庫 時−よ34−1
出版社名 | KADOKAWA |
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出版年月 | 2019年3月 |
ISBNコード |
978-4-04-107783-2
(4-04-107783-4) |
税込価格 | 1,012円 |
頁数・縦 | 422P 15cm |
商品内容
要旨 |
天文九年の師走。毛利元就の居城、安芸国(現広島県)の郡山城に尼子軍が攻め寄せようとした時、一万の援軍が颯爽と現れた。まだ二十歳の美しき軍師の名は、陶隆房(晴賢)。毛利家を従える大内義隆の重臣にして、援軍の大将を務める男だった。見事な戦略により尼子軍を打ち破った隆房は、毛利元就の盟友として、親交を深めていく。だが、隆房の敵は、外部だけではなかった。下克上の悪名を背負った武将の儚き半生を描く、長篇歴史小説。 |
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おすすめコメント
西国一の侍大将と讃えられた男は、 なぜ下克上の代名詞となったのか。厳島の戦いで毛利元就と西国の雄を争い、散っていった陶晴賢。自らの君主・大内義隆を討って、下克上の代名詞として後世に悪名を残した男の生涯は、真摯なひとつの想いが貫かれていた──。長篇歴史小説。