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この日のために 池田勇人・東京五輪への軌跡 上

角川文庫 こ24−8

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2019年7月
ISBNコード 978-4-04-107789-4
4-04-107789-3
税込価格 704円
頁数・縦 284P 15cm
シリーズ名 この日のために

商品内容

要旨

広島県の造り酒屋に生まれた池田勇人は、大蔵省に入って5年目に「落葉状天疱瘡」という難病に罹り、退職を余儀なくされた。絶望の底に叩きつけられた池田だったが奇跡的に同省へ復職。主税局長、次官と上り詰めたのち、政治の世界へ身を投じる。時を同じく、新聞記者で水泳指導者としても活動する田畑政治は、幻のオリンピックを再び東京で開催しようと決意。やがて2人の人生は「この日」に向かって収斂し始める―。

目次

第1章 二人の男
第2章 オリンピックを呼んでくる
第3章 月給を倍にする

おすすめコメント

逆境をバネに大事業に挑んだ二人の男! 新聞記者で水泳指導者としても活動する田畑政治は、幻となったオリンピックを再び東京で開催しようと動き始める。時を同じくして、池田勇人は大蔵省を経て、政治の世界へと身を投じていく――

著者紹介

幸田 真音 (コウダ マイン)  
1951年生まれ。米国系銀行や証券会社で、債券ディーラーなどを経て、95年『回避(ザ・ヘッジ)』(文庫版は『小説ヘッジファンド』と改題)で作家に。2000年に発表した『日本国債』は日本の財政問題に警鐘を鳴らした作品としてベストセラーになり、多くの海外メディアからも注目を浴びた。作品多数。テレビやラジオでも活躍し、政府税制調査会委員など数多くの公職も歴任。『天佑なり 高橋是清・百年前の日本国債』にて第33回新田次郎文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)