里山奇談 〔2〕
めぐりゆく物語
角川文庫 こ53-2
出版社名 | KADOKAWA |
---|---|
出版年月 | 2020年5月 |
ISBNコード |
978-4-04-108190-7
(4-04-108190-4) |
税込価格 | 704円 |
頁数・縦 | 246P 15cm |
シリーズ名 | 里山奇談 |
商品内容
要旨 |
昆虫の翅の数を数えないうちに捕まえると、悪いことが起きる―奇妙な虫を見つけた少年が、祖父の言葉を思い返し震撼する「みつばね、つけばね」。泣き女の声が響く野辺の送りは、誰の葬儀だったのか?自分が見たはずのない光景が甦る「夏野辺の送りと泣き女」。久々に父の実家に戻った夜、蛙の大合唱に昔を思い出すが、朝の風景に驚愕する「幻の蛙」など、45篇。恐ろしくもどこかなつかしい、“生き物屋”が聞き集めた奇しき話。 |
---|
おすすめコメント
昆虫や動物を愛する”生き物屋”が蒐集する、里山の奇妙な話、第2弾!山や里に現れるというわらい女の秘密、落ちている土塊を踏んではならない忌むべき理由、どこか歪んで見える羽化したてのヒグラシ……野山を歩きつくした生き物屋が遭遇する、奇妙でノスタルジックな物語。