万葉集をつくった男 小説・大伴家持
角川文庫 し43−3
出版社名 | KADOKAWA |
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出版年月 | 2019年5月 |
ISBNコード |
978-4-04-108499-1
(4-04-108499-7) |
税込価格 | 836円 |
頁数・縦 | 348P 15cm |
商品内容
要旨 |
「歌で魂を鎮めよ」。天賦の才に恵まれた歌人、大伴家持は愛妻の自殺と娘の死に苦しみながらも、父の遺言である万葉集の編纂に乗り出した。柿本人麻呂が残したとされる無名の人々の歌集を捜し、身分の違いを超えた「国書」完成に奔走する家持。だが謀叛人の歌をも集めたことが朝廷の反感を買い、追い詰められていく。霊界の力が残り、血の政争が絶えなかった古代・奈良を舞台に、謎に包まれた大歌人の生涯を描く歴史ロマン小説。 |
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おすすめコメント
『万葉集』をつくり、怨霊を鎮める??。壮大な試みを描く歴史ロマン小説!古来、武をもって朝廷に仕えた大伴氏に、旅人、家持と、2代続けて歌才に恵まれた当主が現れた。愛妻の死、叔母・坂上郎女の支配に苦悩しつつ、家持は生まれながらの使命である『万葉集』編纂に奔走する!