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おとっつあん 八丁堀赤鬼忠孝譚

角川文庫 時−こ18−16

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2019年7月
ISBNコード 978-4-04-108646-9
4-04-108646-9
税込価格 704円
頁数・縦 316P 15cm

商品内容

要旨

非業の死を遂げた父の無念を晴らすため江戸中を彷徨い、野垂れ死にしかけた高井伊八朗。彼を助けた命の恩人は長年捜しあぐねていた仇討ちの宿敵と瓜二つだった。『忠孝園』という孤児院を営むその男、室生祐源の正体は?施設の運営金の出所は?祐源を知るほどに伊八朗は確信と迷いを深くしていく。父を思う子の情、生き別れた子の幸せを願う親の情。ままならない人生の因果をスリリングに描く待望の新シリーズ、始動!

おすすめコメント

『父からの手紙』の著者が、親と子に通う情を描き出す時代小説新シリーズ!孤児を引き取って育てる園の赤ひげ先生的な男と、その男を親の仇とつけ狙う若き侍。『父からの手紙』の小杉健治が、親と子に通う情を軸に、さまざまな人生模様が交差するさまを描き出す人情時代ミステリ!

著者紹介

小杉 健治 (コスギ ケンジ)  
1947年、東京都生まれ。「原島弁護士の処置」でオール讀物推理小説新人賞、『絆』で日本推理作家協会賞、『土俵を走る殺意』で吉川英治文学新人賞を受賞。社会派推理小説や時代小説で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)