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面影

角川文庫 時−こ18−17 八丁堀赤鬼忠孝譚

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2019年11月
ISBNコード 978-4-04-108647-6
4-04-108647-7
税込価格 748円
頁数・縦 315P 15cm

商品内容

要旨

孤児を引き取り面倒を見ている八丁堀の『忠孝園』。縁あって、武士の伊八朗が手伝いをするようになったある日、13歳の亮吉が園から姿を消した。その裏には、盗賊団の跡目争いがあり、亡くなった亮吉の父親の跡目を狙う輩が動いていた。その一方で伊八朗は、出て行った女房に幼い娘が引き取られ、酒に逃げていた男を立ち直らせようとするが…。様々な事情を抱えつつも、相手を思いやる親子を救えるのか。感涙必至の時代小説。

おすすめコメント

祐源が引き取った亮吉を巡る事件の裏には――訳あって祐源が引き取った亮吉だったが、父親の親友だという人が現れた。父親の面影をおって、忠孝園を出た亮吉だったが……。親と子供、家族の様々な形が描かれる、感動の時代小説。

著者紹介

小杉 健治 (コスギ ケンジ)  
1947年、東京都生まれ。「原島弁護士の処置」でオール讀物推理小説新人賞、『絆』で日本推理作家協会賞、『土俵を走る殺意』で吉川英治文学新人賞を受賞。社会派推理小説や時代小説で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)