あきんど 絹屋半兵衛
角川文庫 こ24−10
出版社名 | KADOKAWA |
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出版年月 | 2020年1月 |
ISBNコード |
978-4-04-108900-2
(4-04-108900-X) |
税込価格 | 1,298円 |
頁数・縦 | 766P 15cm |
商品内容
要旨 |
彦根で堅実な呉服商「絹屋」を営む半兵衛は、磁器に魅せられ、蓄財をなげうってやきもの作りに挑む。技術と資金の不足に苦しみながらも、妻・留津と手を取り合い、近江で京の磁器を超えると豪語する。試行錯誤の中、「湖東焼」は若き井伊直弼の心をも捉えるが、幕末の動乱が彼らの運命を呑み込んでゆく―。経済小説の名手が新しい産業への挑戦を題材に、変わりゆく時代と貨幣経済の発展を描ききった、歴史経済長篇の金字塔! |
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おすすめコメント
歴史済小説の名手が描く、伝説の近江商人幕末の近江で古着を商う絹屋半兵衛は、妻留津とともに染付磁器に挑む。最初の窯での失敗、販売ルート開拓の困難など、様々な壁にぶつかりながら、何とか良質な「湖東焼」を作り出すことに成功するが……。