• 本

お咒い日和 その解説と実際

角川文庫 か65−2

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2020年7月
ISBNコード 978-4-04-109202-6
4-04-109202-7
税込価格 704円
頁数・縦 266P 15cm

商品内容

要旨

ゆびきりをする、千羽鶴を折る、九字を切る、海女が五芒星の文様の護符を身につける。普段何気ない作法や所作にお咒いの意味が込められているとしたら。お咒いとは人の願いと欲を叶える手段のこと。縁結び、ノロイや祈祷、それらすべてお咒いだ。伝統を守り約束事に従えば、たちまち良くも悪しくもすさまじい力を発揮する。圧倒的な数の文献と民俗学の知識と取材により、深くて広いお咒いの神秘と謎に迫った手引書。

目次

お咒いとは
第1章 お咒い日和(言
結・折・切


芸)
第2章 古来のお咒い(大工
大麻
マタギ
海女
傀儡・木偶まわし ほか)
第3章 お咒いと占い

おすすめコメント

九字を切る、ゆびきりをする、千羽鶴を折る、これらはすべて、オマジナイ。人と掌に書いて呑み込む、藁人形を五寸釘で打ち付ける……。「オマジナイ」も「マジナイ」も「ノロイ」も漢字で書けばいずれも「呪」となる。ではオマジナイとは一体? 深くて広いお咒いの神秘と謎に迫る!

著者紹介

加門 七海 (カモン ナナミ)  
東京都墨田区生まれ。美術館学芸員を経て、1992年『人丸調伏令』で作家デビュー。オカルト・風水・民俗学などに造詣が深く、作品にもそれらの知識が反映されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)