熱風団地
| 出版社名 | KADOKAWA |
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| 出版年月 | 2021年8月 |
| ISBNコード |
978-4-04-109564-5
(4-04-109564-6) |
| 税込価格 | 1,980円 |
| 頁数・縦 | 471P 20cm |
書店レビュー
総合おすすめ度:
全1件
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熱風団地
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おすすめ度
- ほんのいえ宮脇書店越谷店 (埼玉県越谷市)
新聞連載時から息詰まる展開に注目されていた。フリーの観光ガイドと元女子プロレスラーという異色コンビが主役。アンダーグラウンド感漂う怪しげな多国籍エリアで要人探しの依頼を受ける。国際的な謀略の深みにはまりながらの早い展開に読む方も引き込まれていく。さすが大沢在昌ならではのハードボイルド感、独特なくすみと熱を含んだ匂いがたまらない。
(2021年11月16日)
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商品内容
| 要旨 |
フリーの観光ガイド佐抜克郎は、外務省関係者から東南アジアの小国“ベサール”の王子を捜してほしいと依頼を受ける。軍事クーデターをきっかけに王族の一部が日本に逃れていたのだ。佐抜はあがり症だが、ベサール語という特技があった。相棒として紹介された元女子プロレスラーのヒナとともに、佐抜は王子の行方を求めて多国籍の外国人が暮らす「アジア団地」に足を踏み入れる。ベサールの民主化を警戒する外国勢力や日和見を決め込む外務省に翻弄されながらも、佐抜は大きな決断の舞台に近づいてゆく―。 |
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出版社・メーカーコメント
某国の王子の行方は?観光ガイドが受けた依頼の裏に大いなる陰謀の影が――観光ガイドの佐抜克郎は外務省の関連団体を名乗る男たちから、ベサール国王子の捜索を依頼される。元女子プロレスラーのヒナとともにその行方を追う佐抜は、国際関係を揺るがす大いなる陰謀に巻き込まれていく――。