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向島・箱屋の新吉 〔2〕

謎の客

角川文庫 時−こ18−20

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2020年12月
ISBNコード 978-4-04-110897-0
4-04-110897-7
税込価格 792円
頁数・縦 298P 15cm
シリーズ名 向島・箱屋の新吉

商品内容

要旨

夜の冷気が身にこたえる季節。向島の人気芸者・お葉の身の回りの世話などをしている箱屋の新吉は、三囲神社で薪炭問屋を営んでいるという男に声をかけられる。金回りはいいようで、男はお葉を座敷に呼ぶが、何か裏がありそうで―。一方、牢脱けした男の行方を追って、同心の扇太郎は聞き込みをしに向島を訪れる。新吉にも人相書きを見せ、協力を仰ぐ。調べていくうちに、大店の主人や人気絵師のかかわりが明らかになる!?

出版社・メーカーコメント

料亭を構える向島で、今宵も事件の匂いが漂う……時代小説ミステリ新吉が芸者のお葉とともに訪れた三囲神社で出会ったのは、薪炭屋の主人。お葉のお座敷にも上がったが、どうやら正体は別のようで……向島を舞台に繰り広げられる、芸者たちの諍いに、訳アリ箱屋が挑む!

著者紹介

小杉 健治 (コスギ ケンジ)  
1947年、東京都生まれ。「原島弁護士の処置」でオール讀物推理小説新人賞、『絆』で日本推理作家協会賞、『土俵を走る殺意』で吉川英治文学新人賞を受賞。社会派推理小説や時代小説で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)